【報告】 第290回 ねりやくステップアップ研修会

  • 2018.10.29
  • 研修会

 第290回ねりやくステップアップ研修会は、在宅医療・介護連携委員会提供の『平成30年度 みてさわって研修会』でした。

 

 例年好評をいただいている本研修会ですが、今年度は、最近ちょっと気がかりな褥瘡用医療材料の“種類”や“選択”のコツなどについて、きちんと学びたいという想いから、スミス・アンド・ネフュー株式会社の橋本陽一氏を講師にお招きし、『在宅における褥瘡管理~おさえておきたい!褥瘡予防から治療まで~』というテーマでご講演いただきました。
 もちろん、みてさわって研修会ですから、講演のみでなく、創傷被覆材を実際に手にしていただき、ご自身の皮膚に貼付し、剥離の方法までの実習もしていただきました。

 

褥瘡の予防のためのスキンケアや、創の状態による 軟膏の選び方、創傷被覆材の実際の使用方法なども知ることができました。
 会場からは、『うんうん』『なるほど~』『へえ~』などの声があがり、演者と会場の軽やかなやりとりの中、研修会は進んでいきました。
 また、腰から大腿部にかけての人形を用いて、臀部貼付用のハイドロサイトの実際の使用方法、ポケットになった創へ被覆材をカットして詰め込む方法、下痢便などの排泄物から皮膚を守るスプレー剤などを併用する方法も実演を交えて解説していただきました。

 

 最後の質疑では、主に、商品の流通に関する質問が出ました。
 納品までの時間がどうしてもかかる、不良在庫になりやすい、かといって単品で購入すると償還価格割れを起こす可能性があるなど、保険薬局の在庫管理の悩みも見え隠れしました。今後、地域ごとで解決できる策を練らないといけないのかもしれません。
 在宅療養患者さんへの処方箋による提供には、高度管理医療機器等販売・貸与許可も不要となり、今後、保険薬局から創傷被覆材が提供されることが、さらに日常的になっていくかもしれません。
 確かな情報を持ち、適切に創傷被覆材を含めた医療材料などを円滑に提供できるように、しっかり準備しておきたいと思いました。


参加者:60名(うち会員42名)実務実習生、病院勤務者などを含む。

 

 

~~~次回の【第291回 ねりやくステップアップ研修会】~~~

いよいよ防災委員会提供の「NMAT研修会」です。

平成30年11月21日(水)19:30~

開催致します。ご期待ください。