【報告】第296回 ねりやくステップアップ研修会

  • 2019.05.14
  • 報告

【報告】 第296回 ねりやくステップアップ研修会  

(社保・生涯教育委員会 提供)

 

JPALSコード:13-2019-0021-101

日本薬剤師研修センター:1単位

 

日時:令和元年5月14日(火)19:30~

場所:練馬区立・区民産業プラザ(練馬駅北口複合施設 Coconeri内)研修室1

 

 

演題:『アドバンス・ケア・プランニング:

   どう生きたいかについて意思表明を支え、よりよいエンドオブライフケアのために』

 

演者:東京女子医科大学 看護学部・看護学研究科 

          老年看護学/エンド・オブ・ライフケア学 教授 長江 弘子先生

 

参加者:57名(会員32名・非会員23名・実習生2名)

 

 

 

 

今月のねりやくステップアップ研修会は

『アドバンス・ケア・プランニング:

    どう生きたいかについて意思表明を支え、

        よりよいエンドオブライフケアのために』

というテーマで

東京女子医科大学 看護学部・看護学研究科 

    老年看護学/エンド・オブ・ライフケア学 教授 長江 弘子先生

にご講演を賜りました。

 

 

 

 

超高齢社会となった現在、家族や医療・介護従事者がどのように人生の最期を迎える人と

係わることができるのか。このことが、今まで以上に大きな課題になってきております。

そのような中で「薬剤師として」ではなく「一人の人間として人生に最期ついて考える」

という観点から、今月の研修会は開催いたしました。

 

研修会の最初に、先生から

「人生の最終段階」「エンドオブライフケアの概念」「意思表明と意思決定」等々について解説をいただきました。

 

そして、今回の研修会では参加者に

「考えて」「書いて」「話し合う」時間を設けました。

 

 

「もし生きることができる時間が限られているとしたら、あなたにとって大切なことはどんなことですか?」

「こんな最期だったらいいな、こんな治療やケアを受けたいな」

「こんな最期は嫌だな、こんな治療やケアはいやだな」

等々「自分が大切にすることは何か」が最初のステップです。

 

 

次に

「自分がいざという時に、自分の代わりとして

                   受ける治療やケアについて話し合ってほしい人」

それは

「誰で」

「なぜその方にお願いしたいのか」

「そのことを既に伝えているか。伝えていないのであればその理由は」

これが2つめのステップでした。

 

 

自分が書いたことを、周りの人達と話し合うことで

「語り」「聴き」「話し合う」というプロセスを経験いたしました。

 

 

自分が今、どう思っているか

どんな経験をしたか

その経験から「誰」に「何を」伝えたいか。

 

会場からの発表の際は、参加者全員が固唾を飲んで聞いているような雰囲気であり

そして、その発表の一つ一つに丁寧にコメントをされる先生の姿も大変印象的でした。

 

自分で考えた後に、改めて先生が解説してくださると

研修会の最初とは違った心構えで話を聞いている自分がいました。

 

限られた時間ではありましたが「聞いて」「考えて」「話して」と

大変貴重な体験ができました。

 

時代が「令和」になって最初の研修会が「アドバンス・ケア・プランニング」

時代の始まりに、人生の最期を考えたことからか、何か感慨深いまま閉会となりました。

 

 

今後のスケジュール

第297回 令和元年6月13日(木) 練馬区役所 アトリウム地下2階

      (テーマ:地域・院内フォーミュラリの取り組みと今後の構想、

                バイオシミラーについて薬剤師が知っておくべきこと)

第298回 令和元年7月23日(火) 練馬区立・区民産業プラザ ココネリ 研修室1

      (テーマ:在宅業務研修会)               

社保・生涯教育委員会

主担当理事 齋藤英男